試合会場:室谷公園
準 決 勝 マリノF 1-1(PK4-5) ヴィッセルB
3位決定戦 マリノF 2-1 有瀬C
●コーチコメント
今日は、舞子北ライオンズクラブ杯の準決勝、ヴィッセルBとの対戦でした。試合に向けては、いつも通り「ルーズボールの競り合いに負けないこと」と、今年のテーマである「目的を持ったプレー」を目標に臨んできましたが、今日は特に「気持ちで絶対負けないこと」を確認して、試合に臨んできました。
試合開始早々から、個人技に勝る相手のペースとなり、押し込まれる時間の多い展開でしたが、GK柳原の素晴らしい判断やDF陣の体を張ったプレーで決定的な場面を作らせません。攻撃は、左サイドの高野を起点に、田中の突破から何度かチャンスを作りますが、これも決定的な場面を作るには至らず、前半は0-0で終えました。後半に向けては、これだけレベルの高いチームと素晴らしい試合が出来ているんだから、後半も最後まで一生懸命に頑張ろうと話し、ピッチに送りだしました。後半に入るとボールの保持率が少し上がり、パスが少しづつ繋がるようになってきたと感じた18分、中川のミドルシュートがポストを直撃したところを宮部がしっかり詰めて先制。すると相手の攻撃がさらに厳しいものとなりましたが、前線から必死のDFで楽にボールを持たせず、決定的なシュートも柳原のスーパーセーブで防ぎます。しかし、あと少しで勝てると思った28分、高い位置でカットされたボールをドリブルで突破され痛恨の同点ゴールを奪われてしまいました。ほどなくタイムアップ。決勝進出をかけたPK戦は4-5で敗れてしまいました。自分達よりも力が上の相手に一歩も退かず、最後まで子供達は一生懸命に頑張ってくれて、ほんとにいい試合だったと思います。次に対戦する時には試合の結果だけでなく、個人個人の技術ももう少し差を詰めて臨みたいと思いました。
3位決定戦は有瀬Cとの試合。全力を出し尽した準決勝の疲れもあり、なかなか走ることが出来ませんでした。そんな中、9分に先制ゴールを許してしまいます。それでも13分、今度は大谷が豪快にミドルを決め同点。前半を1-1で終えました。後半に入ると幾分動きが良くなりましたが、試合展開はなかなか良くなりません。危険な場面は宝満・杉下の両センターバックを中心に耐えるものの、チャンスになかなか決めることが出来ませんでした。しかし、このまま終了かと思った29分、中川がドリブルで突破から打ったシュートを相手GKがこぼし、それを宮部が詰めて決勝ゴール。2-1で勝利することが出来ました。自分達のペースで試合をすることが出来ず、内容的には決して良くなかったんですが、それでも勝ったという部分は評価したいと思っています。
最後に、この大会を通じて、3部Aのチームと4試合、しっかりと試合を出来たことがまず大きな収穫だと思っています。また、3位という結果も立派なものだと思っています。ただ、個人の技術面などはまだまだ足りないと思わされる場面も多かったので、今後もしっかりと練習に励み、少しづつでも向上させていきたいなと感じました。