試合会場:兵庫県立淡路佐野運動公園 多目的グランド
1月19日、20日第20回東舞子杯『西谷杯』に参加しました。
はじめに、素晴らしい大会に招待していただいた東舞子SC中井代表、コ-チの皆様、また2日続けて炊き出しをしてくださった保護者の皆様に感謝いたします。
【第1日目予選リ-グ3組】
マリノFC 5-0 西宮SSS 松井2 石倉2 原
マリノFC 0-1 FCライオスJr
マリノFC 2-2 加古川たんぽぽSC 石倉 安部
【第2日目決勝ト-ナメント】
一回戦 マリノFC 2-1 東舞子SC 松井 原
準決勝 マリノFC 2-0 神戸FC 松井2
決 勝 マリノFC 2-1 ヴィッセル神戸Jr 安部 石倉
●コ-チコメント
この大会のテ-マとして『サッカ-を楽しむ』 『最後まで全力をつくす』 ミ-ティングで確認しました。
【大会初日】
対 西宮SSS
初戦ということで、高い集中力でゲ-ムに入ることができ、慎太朗の豪快なシュ-トから5得点し良いスタ-トができました。
対 FCライオスJr
ライオスとは公式戦(11人制)では対戦したことがなく楽しみな一戦でした。一進一退の攻防が続き思う様な展開にならず、相手選手の判断の良いミドルシュ-トが決まり敗戦となりました。ライオスの選手達は、どの選手も集中が高く組織的に守り、マリノのスタイルとは違うのですが子供達が将来学ぶサッカ-かもしれません。
対 かこがわたんぽぽSC
この試合は勝利、または引き分け(他試合の結果による)以上でないと明日の上位ト-ナメントに進めない苦しい状況での試合になりました。前半から積極的に攻めてシュ-トをうつのですが、相手キ-パ-の好セ-ブに阻まれ得点できず、逆に2本のミドルシュ-トを決められ0-2で終了、後半立ち上がりから3トップで超攻撃的にせめるも10分過ぎまでゴ-ルを奪えずベンチは少し焦りだしたのですが、子供達は落ち着いていました。マサキが中央から左足ミドルで1点を返し、直後の攻撃で智がトラップから冷静に決め同点、猛攻を続けたのですが追加点を奪えずタイムアップ、同点に追いついたことにより同組2位となり上位ト-ナメントに繋がりました。
【大会2日目】
この日は負ければ終わりのト-ナメントです、昨日のたんぽぽ戦があって今日がある、『最後まで全力をつくす』
第一試合 対 東舞子SC
何度も対戦している東舞子、ホストチ-ムでもあり好ゲ-ムが予想されました。前半は慎太郎のゴ-ルで先制、相手はトップの選手にボ-ルを集め幾度となく危ない場面をつくられデフェンス陣は耐えていたのですが終了間際に突破を許し1-1で折り返し、後半にむけデフェンスの確認、ゲ-ムを落ち着かせようと指示し、マリノのペ-スで試合は進みゴ-ル前のこぼれ球を岬平が押し込み2-1としました。前半に手を焼いたFWにも冷静に対応し、常に会話、確認することが出来ました。
準決勝 対 神戸FC
この試合からのマリノの選手の集中力は素晴らしく、公式戦ではいまひとつまとまらずバラバラに感じたチ-ムが良い時の雰囲気が戻ってきました。1点目はマサキの安定したコ-ナ-キックを慎太朗が体で押し込み先制、後半にも得点し、終盤ゴ-ル前まで攻め込まれ何度もシュ-トを打たれそうになった場面でも体を張ったプレ-でゴ-ルを許さず最後まで集中し勝利しました。
決勝 対 ヴィッセル神戸Jr
今大会ベストゲ-ムとなった決勝戦は朝から降り続く雨の中、肉体的、精神的にも厳しいコンデションで始まりました。前半5分ここ数試合負けが続いている相手に先制され苦しい立ち上がりになりました。しかし、今日の子供達は違いました、全員がベストを尽くすチ-ム全体の雰囲気が伝わってきます。
DF翼のいい判断のドリブルからマイナスに折り返し智が押し込み同点、ハ-フタイムでは円陣を組みみんなの顔を見渡し、土のついた顔を見て全員が頑張っている最後までやりきる指示はそれだけでした。後半が始まりお互い負けたくない気持ちのこもったプレ-の連続にコ-チである私も熱くなりました。残り5分、ベストゴ-ルが生まれました。左サイドでボ-ルを奪うと右サイドから左に流れた慎太朗へ、中央から長い距離を走り込んだマサキに落としダイレクトでシュ-ト、素晴らしいプレ-の連続です。マリノが目指したチ-ムの判断から流れのあるゴ-ルでした。
二日間、改めてサッカ-の楽しさ、難しさを感じました。サッカ-はチ-ムスポ-ツでピッチに立っている全員がベストを尽くして本当のチ-ム力になります。試合中はチ-ムメイトに遠慮はいりません、チ-ムの為に何ができるか、それが表現できた今大会でした。レベルの高い大会で優勝できみんなとの大事な思い出がまたひとつ増えました。
最後に、保護者の皆様二日間、子供達のサポ-トありがとうございました。
マリノFC Aチ-ム安部