7月19日、垂水健康公園でコスモFCさんに練習試合にお招きいただきました。
いつもとは異なるチーム編成で、暑さを考慮して10分×3本形式でゲームを行いました。
【Aチーム】
マリノ 0-1 コスモA
マリノ 1-0 東舞子A
マリノ 0-5 兵庫FC
1試合目のコスモFCは、マリノと同様にドリブルを中心としたプレイスタイルで、体が大きく、当たりも強い選手が多く、試合後の選手たちからも同じような感想が聞かれました。
サポートの意識が強すぎたのか、ボールを中心に固まりすぎていたため、もう少し広いスペースを活用できるようになればと思います。
2試合目は、一進一退の攻防が続きましたが、先制点を奪い逃げ切ることができました。どうしても得点シーンに目が向いてしまいますが、この得点は味方のサポートがしっかり出来ていたことで、ボールを持った選手が積極的に仕掛けることができた結果だったと思います。選手たちの東舞子への苦手意識が払拭できるきっかけになったのではないかと思います。
3試合目は、スタミナが切れ、足も止まってしまったところを相手に連続で失点を許し敗れてしまいました。ゴール前でフリーになる場面もあったのですが、タイミングが1つ遅れることで相手に体を寄せられてしまい、シュートまで結びつけることができませんでした。このレベルの相手となると、決定的な場面はそれほどあるものではありません。数少ないチャンスをものにしようとする積極性とチャレンジ精神を選手たちには身につけてもらいたいと思います。
【Bチーム】
マリノ 0-3 東舞子B
マリノ 0-1 コスモB
マリノ 6-1 コスモC
1試合目は、マリノペースでゲームを進めることができ、攻守の際のサポートの意識も強く、ボールを奪われてもすぐに取り返しに行くなど、運動量でも相手を上回っていました。
結果は3点を奪われて敗れましたが、失点しても下を向かず最後までゴールを攻め続け、マリノらしさを十分に見せることができ、「勝負に勝って試合に負けた」といった印象のゲームでした。
2試合目も、1試合目の勢いそのままに、選手たちはいろいろなドリブルやスペースへの展開など、日ごろの練習で学んだプレーを試みていました。この試合でもサポートの意識は高かったと思います。
ドリブルで進む相手に対して、体を入れてボールを取りに行くことができず振り切られて1点を失い敗れましたが、力の差を感じさせることのないゲームをしてくれました。
3試合目は、この日のベストゲームでした。ゴールキーパーの好セーブに加え、前線から相手にプレッシャーをかけてボールを奪い、シュートまで結びつけるといった一連の流れも見られました。前の2試合で無得点に終わった鬱憤を晴らすかのように、多くの選手が得点を重ねました。
結果は両チームとも1勝2敗でしたが、マリノのサッカーを貫いてくれた選手たちの更なる成長を期待させてくれた一日だったと思います。
最後になりましたが、お招きいただきましたコスモFCの皆さま、対戦していただきました東舞子SC、兵庫FCの皆さまに、お礼申し上げます。