試合会場:神戸フットボールパーク岩岡
マリノD 1-4 高倉台B
●コーチコメント
今日は、2部Aの後期(全市)リーグ戦のファーストステージ最終戦がありました。
ここまで1勝1分でくることが出来、今日の試合に勝てばベスト4という状況の中、選手達は朝から気合いの入ったいい顔をして集合してくれました。いつも通り、まず相手に走り負けないことを最大の目標とし、そのことプラスしっかりとした判断とコーチングが出来るように話してピッチに送り出しましたが、強力な相手と雨の降りしきるぬかるんだピッチに、非常にタフな試合になるであろうことが予想されました。
試合は、開始早々から激しいプレスの掛け合いになり、最悪のピッチ状態であることも重なって、思うようにドリブルをすることもパスをすることもままなりません。そんな中、主審の明らかな間違いによる判定が立て続けにあり、ピッチの選手達も不信感を抱きながらの試合となりました。それでも、両チームともに集中を切らすことなく10分過ぎまでは膠着状態となりますが、12分に見事なミドルシュートで先制され、前半は0-1で終了しました。
後半に向けては、サイドの選手が上下動を繰り返すことで、開いたスペースを有効に使うことと、最後までキッチリと寄せをすることを目標とし、何人かのメンバーを入れ替えて臨みました。すると3分、中央でボールをキープした山口から右サイドの大谷にパスが通り、大谷が少し遠目から見事なシュートを決めて同点。ボールを奪ってからシュートまでの、関わった選手達の判断の速さ、プレーの精度ともにレベルの高いプレーだったと思います。この後、もう少し落ち着いて試合をコントロール出来れば良かったんですが、明らかなファールにも鳴らない笛に、かと思うと「えっ、なんで!?」というタイミングで鳴る笛に試合は荒れ始めます。そんな中、左サイドからのセンタリングのこぼれ球を詰められ1-2。しかし、選手達は下を向くことなく、精一杯のプレーを続けていたんですが…、この後、またまた立て続けの不可解な判定から、2失点を喫し万事休す。1-4での敗戦となりました。
選手達は最後まであきらめることなく、一生懸命にプレーしたと思います。決めきることは出来なかったものの、展開は負けてなかったと思える内容の試合でした。同時に高倉台の選手達の素晴らしいプレーにも拍手を贈りたいと思います。しかし、ピッチにいる唯一の大人であるレフェリーが、選手に対して聞こえるような声で「あっ、見てなかったからゴールキック」だと言ってみたり、明らかに間違っている判定を繰り返すことには憤りを感じます。選手達の試合にかける思いを踏みにじるような行為は、今後絶対にやめてもらいたいと思います。
以上の結果、ファーストリーグは1勝1分1敗の勝点3で終了しました。神戸市のベスト4には届かなかった訳ですが、今後もまだまだリーグ戦は続きます。選手達が少しでも成長出来るよう、いい経験を積めるようにしたいと思います。今後も変わらぬ声援、よろしくお願い致します。