試合会場:須磨海浜公園
マリノD 4-0 神戸SS
マリノD 4-0 神戸SS
マリノD 4-0 神戸SS
●コーチコメント
今日は、神戸SSさんからお誘いを受けて、12分ハーフのテストマッチを3試合行ってきました。
先週で神戸市のリーグ戦が終了し、選手達も一息ついたところで、集合→アップの間はやや緊張感に欠ける感じもありましたが、久しぶりの11人制ということと、テストマッチであるということもあり、普段プレーすることが多いポジションと、いつもとは違うポジションの両方を経験してもらい、その中で判断のあるプレーをすることを目標に、試合に臨んできました。
1試合目、GK柳原 DF角・杉下・宝満・寺戸 MF出口・山口・中川・八巻 FW宮部・田中 という布陣です。開始早々からボールを支配し、高いDFラインを保って相手陣内で試合を進められました。全員がしっかりとボールに絡む意識を持ち、判断のあるプレーをしようとしていたと思います。先制点は7分、DF宝満が高い位置でボールを奪い、右のスペースの出したボールに宮部が反応し決めました。11分には、CKからのこぼれ球を角が粘って最後は宮部。2-0で折り返します。
後半は、GK柳原 DF角・杉下・宝満・寺戸 MF出口・大谷・高野・八巻 FW宮部・田中 という布陣です。開始早々に宮部がドリブルから決めて3-0。6分には大谷のCKから出口がヘッドで押し込んで4点目。攻撃をシュートで終わらせることが数多く出来たこと、GK柳原が高いポジションをとれるようになってきて、DFラインの裏をカバー出来るようになってきたことなど、収穫のある試合だったと思います。
2試合目は、GK角 DF杉下・出口・中川・八巻 MF寺戸・山口・大谷・宝満 FW田中・高野 で臨みました。布陣が変わっても前でプレーしようという意識は高く、また、いつも以上に繋ぎの意識が出たと思います。2分に中川の直接FKで先制。9分には高野の浮かせたスルーパスを田中がボレーで決めて2-0とし前半を終了します。
後半は、GK角 DF杉下・出口・中川・八巻 MF宮部・山口・寺戸・大谷 FW高野・宝満 で臨みました。ボランチの位置に入った寺戸が、しぶといディフェンスから幾度となくボールを奪い、パスを繋ぎます。奪った後に課題のあった寺戸ですが、急成長を感じました。大きくポジションを変えたことで少々やりにくそうにしている選手もいましたが、それぞれの役割を果たそうと一生懸命にプレーしていたと思います。6分に宮部が、8分には中川のFKに合わせた山口がゴールを奪い、この試合も4-0で勝利しました。
3試合目は、GK柳原 DF角・杉下・宝満・高野 MF出口・山口・宮部・中川 FW大谷・田中 で臨みました。開始早々に中川のミドルシュートで先制。その後も圧倒的に攻め、10分には中川が直接FKを決めて2-0。11分には田中が左サイドから放ったシュート気味のボールに大谷が合わせて3点目。さらに12分にはまたも中川が決めて4-0としました。この前半は、ほとんどいつものポジションであったため、連動もスムーズで球の繋がりもよく、また、サイドからの攻撃も機能していました。DFの攻撃参加もみられ、いい展開を作れたと思います。
後半は、GK柳原 DF大谷・高野・宝満・八巻 MF宮部・山口・寺戸・中川 FW角・田中 としました。前半に比べると、チーム全体の動きがぎくしゃくした感じとなりましたが、相手選手に速く寄せようとする意識は変わらず、自由なプレーをさせませんでした。ゴールこそ奪えませんでしたが、最後まで元気にプレー出来たと感じています。
3試合を通じて、プレーの幅が格段に拡がってきていることが確認出来たこと、判断しようという意識がハッキリとみられたことは大きな収穫だと思います。お誘い頂いた神戸SSの関係者の皆さまに感謝しています。ありがとうございました。