試合会場:淡路佐野運動公園・天然芝グランド
予選リーグ
マリノ 2-0 垂水SS塩屋
マリノ 7-0 玉津FC
決勝戦
マリノ 1-0 東舞子SC
●コーチコメント
今日は、有瀬SCさんの15周年記念大会である「ブリッジカップ」にご招待頂き、県トレに参加した田代・西脇を除く24人全員で参加してきました。
会場も天候も素晴らしい環境の中で、自分達の目標としているプレーが出来るように、そして、この素晴らしい環境でのプレーを思いっきり楽しむように話し、ピッチに送りだしました。
予選リーグの1試合目は垂水SS塩屋との対戦。前半はDチームが出場しました。人もボールも動く、判断のある素晴らしいサッカーを展開し、中川のシュートのこぼれ球を田中が詰めて先制。終始優位に試合を進めると、後半のCチームは圧倒的なボールポゼッションで試合を支配し、その大半を相手コートで行いました。得点は井本がFKを直接決めて追加点。危ないシーンをほとんど作らせず、2-0で勝利しました。
予選リーグの2試合目は玉津FCとの対戦。1試合目同様、前半はDチームが出場しました。右サイドを基点に再三チャンスを作り、そのうちの1本を大谷が見事なドリブルから決めて先制。素速い「寄せ」で危険なシーンも作らせず、1-0で前半を終えました。すると、後半のCチームの攻撃力が爆発。トップ下に入った定成のゴールを皮切りに、次々とゴールを決めてくれました。中でも、井神の決めた相手DFに当たって入ったゴールは、少し遠目からでも撃てるキック力もさることながら、シュートを撃つ気持ちの大切さ(シュートで攻撃を終わらせるという意識)を感じさせる、素晴らしいゴールだったと思います。
以上、予選リーグは2勝で1位通過し、東舞子SCとの決勝戦に臨むこととなりました。
決勝戦は東舞子SCとの対戦。この試合も前半はDチーム、後半はCチームで臨みました。
開始早々からお互いのプレスが激しく、一進一退の攻防となります。相手の攻撃をDF陣が体を張って防ぐ一方、中盤で奪ったボールから前線への繋ぎでチャンスを作りますが得点にはならず、前半は0-0で終了しました。後半に入っても相手のプレスは激しく、崩した形を作っても相手GKの素晴らしいセービングで得点に至りません。そんな中、残り1分を切ったところで、スルーパスに反応した向野のシュートを相手GKが弾き、こぼれた球を井本が詰めて決勝点。すぐに試合終了のホイッスルが鳴り、1-0で勝利することが出来ました。選手達のあきらめない気持ちが結実した、見事な勝利だったと思います。
3試合を通じて、すべての試合に24人の選手全員が出場出来たこと。ポジションや相手が変わっても、やろうとするプレースタイルに大きなブレがなかったことは収穫だと思っています。そして、全員の力で優勝出来たことを素直に喜びたいと思っています。
ただ、オフザボールでの動きがまだまだ少なく、追い越すようなプレーも少ないため、連動性という点では少なからず反省点もあるのが現実です。コーチ陣の指導はもとより、選手達自身の意識の向上により、練習の時から目的意識を持ってプレー出来るようにしていかなければならないと感じました。
素晴らしい環境でプレーさせてもらえる機会を与えて下さった有瀬SCの関係者の皆様、対戦して下さった垂水SS塩屋・玉津FC・東舞子SCの関係者の皆様、最後まで応援して下さったご父兄の皆様に感謝致します。ありがとうございました。