試合会場:垂水健康公園
マリノD 2-0 加古川神野FC
マリノD 0-0 伊丹桜台SC
●コーチコメント
今日は、ホーム!?の垂水健康公園にて、Aリーグの試合を2試合行いました。
舞子北ライオンズクラブ杯を控えての貴重な真剣勝負の場です。いつも通りの目標を、出来る限り数多く達成しようと話し、ピッチに送り出しました。
第1試合は加古川神野FCとの対戦。GK角 DF大谷・杉下・宝満・高野 MF出口・山口・寺戸・中川 FW宮部・田中 という布陣です。開始早々からお互いの中盤のプレスが激しく、思うような展開が作れない中、10分前後までは一進一退の攻防となります。その後、少しプレスが緩んだこともあり、顔を上げて(狙って)パスを出せる回数が増えてきました。特にDFラインやボランチのところで奪ったボールを、同サイドだけではなく、逆サイドを見て出そうとしていたのは非常に良かったと思います。得点は13分、相手CKのこぼれ球を大谷が大きくフィードします。これにいち速く反応した宮部がしっかり決めて先制。その後も、3人・4人がダイレクトで絡みながらプレーするシーンがあるなど、いい展開を作りながら前半を終えました。
後半は、4分に大谷のCKから中川が決めて2-0。前線の選手がポストプレーをし、中盤の選手に落とし、そこからのパスでDFラインの選手がセンタリングを上げる場面など、チーム全体が積極的に試合を進められたと思います。試合はこのままタイムアップ。2-0で勝利することが出来ました。
第2試合は伊丹桜台SCとの対戦。フォーメーションは1試合目と同じです。
この試合も、お互いのプレスが激しく、互いの持ち味を消し合うような内容で始まりました。相手選手の体が大きく、何度も吹っ飛ばされながら、それでもひたむきにプレーを続けていたと思います。あと、この試合に関しては、シュートで終わるという意識を強く持つことが出来ていて、無用なカウンターをくらうことがなく、DFラインも最後まで落ち着いてプレー出来ていました。欲をいえば、何度かあったチャンスを決めていればということになりますが、寺戸が思い切ったシュートを打ったことで、その後のプレーが活性化したこと等、収穫も多くあったと感じています。0-0ですが、ナイスゲームだったと思います。
2試合を通じて、より高い精度を求めていくこととコーチングの質の向上、この2点を反省点として挙げ終了しました。簡単な課題でないことは承知してますが、意識を持ってやることで、少しづつ向上させていきたいと思っています。
対戦して頂いた加古川神野FC及び伊丹桜台SCの関係者の皆様、ありがとうございました。