試合会場:ライオスグランド
マリノD 0-2 大阪セントラル
マリノD 2-0 富田林常盤
マリノD 0-2 大和キッカーズ
●コーチコメント
今日はFCライオスさんにお誘い頂き、ライオスグランドにて、大阪・伊丹等の強豪チームの参加したカップ戦に参加させて頂きました。
2月途中から新チーム体制となり、まだ数試合しかこなせていない中で、選手達の連携を高めるためにも絶好のカップ戦です。井神・出口の病欠は残念でしたが、11人全員で3試合を戦ってきました。
第1試合は大阪セントラルとの対戦。GK柳原 DF角・杉下・宝満・高野 MF寺戸・山口・三井・八巻・大脇 FW田中の布陣で挑みました。いつもの目標である走り勝つこと、ルーズボールへのチャレンジ、シンプルなコーチングの声をしっかりと出すように伝え、ピッチに送り出しました。技術のしっかりした相手に序盤から自陣でプレーする時間が長い中、山口が中心となり大きなコーチングの声でピンチを切り抜けます。そして6分、右サイドで三井からのスルーパスに対し素晴らしいタイミングで大脇が飛び出しチャンスを作ります。9分、今度は左サイドで再び三井から八巻へスルーパスが出ますが届きません。11分には、宝満が中央からこぼれ球に反応良く駆け上がります。シュートまでいけませんでしたが、ボールを奪ってからのバックラインの押し上げが良く、走れていた証拠だと思います。後半に向けては、競り合い時にしっかりと体を入れて対処することと、シュートの意識を持つことを確認しました。キックオフから三井の蹴り込んだボールが大きくバウンドし、決まったかのようなスタートを切りましたが、守る時間の多い展開となります。DF陣の冷静な対応や、サイドバック角の1対1の対応も光りますが、4分に失点を許します。直後に田中のミドルシュート、6分にはやや右寄りから大脇のシュートもありましたが、7分に再び失点。8分には大脇→田中→三井の連携、13分には田中のポストプレーからのチャンスも作りますが得点には至らず終了。相手に支配されながらも攻めの意識を失うことなく、幾度もチャンスを作ったことが次戦に繋がりました。
第2試合は富田林常盤との対戦。GK柳原 DF角・杉下・宝満・寺戸 MF高野・山口・三井・田中・八巻 FW大脇の布陣です。浮き球の競り合いとこぼれ球への2人目の対応、シュートで攻撃を終える意識を高くして臨みました。開始早々から積極的にボールを支配し、2分に三井から田中へのスルーパス、大脇の右サイドからのドリブル、5分には左の田中から大脇への素晴らしいスルーパスと素晴らしいプレーが続きますが、あと一歩のところで得点には届きません。7分、三井のFKを高野がゴール前で上手く体を反転させながら反応しますが、これもネットを揺らせず。しかし、DF陣の攻撃参加のイメージも大変良く、そのまま後半に向かいました。ルーズボールへの意識も高いままの展開が続けられていたことから、3分に田中がこぼれ球を豪快にミドルで決めてこの日待望の初得点をあげました。11分、杉下のオーバーラップからのセンタリングを三井が合わせる速い攻めも観られ、可能性を感じるプレーが多く観られました。終了間際、角からのスローインを山口が持ち込みオーバーラップした宝満へ。宝満は逆サイドに走り込んだ田中を良く見つけピンポイントのパスを送り田中がボレーで合わせて2点目。このプレーは、その可能性の象徴であったと思います。
第3試合は大和キッカーズとの対戦。GK柳原 DF角・杉下・宝満・寺戸 MF高野・山口・三井・八巻・大脇 FW田中で本日の最終戦に挑みました。前の2試合での目標に加え、1対1の勝負に積極的に挑もうと話しピッチに送りました。相手の個人技とスピードへの対応に追われる展開にチェックが甘くなり6分に失点を許しますが、7分に流れ球を大脇が上手く反転しながらのミドルシュート、13分には寺戸がこぼれ球をゴール前に落とし、田中・三井が反応する等攻撃でも粘りを出すことが出来、前半を1失点に抑えます。しかし後半、この日の厳しい試合の疲労が出てしまい、球際で相手に遅れる場面が目立つようになりました。それでも、8分の失点以外はなんとか耐え抜き、14分、15分にあきらめることなくチャンスを作ったことは素晴らしく、今後の成長も含め心躍る気分になりました。
お誘い頂いたFCライオス及び対戦して頂いた大阪セントラル・富田林常盤・大和キッカーズの選手を始めとする関係者の皆様、最後まで応援して下さった父兄の皆様、ありがとうございました。