試合会場:名谷あじさい公園
マリノB 0-2 学園FC
マリノB 1-2 霞ケ丘学園SC
マリノB 4-0 学園FC
マリノB 0-2 霞ケ丘学園SC
マリノB 2-0 霞ケ丘学園SC
●コーチコメント
今日はあじさい公園に学園FCさん、霞ケ丘学園SCをお招きし、20分一本のトレーニングマッチを複数回行いました。
新チーム結成以降、初めての8人制での試合となりましたが、これまでなかなか全員が集まれていない状況の中で、どこまでやれるのか、期待半分・不安半分での試合となりました。
初戦の学園FC戦は不安が的中。8人制となり、ピッチ上に大きなスペースが出来る中で、走るという意識が低かったせいか、特にオフザボールの時にサポートの動きが出来ず、ボールホルダーが孤立してしまう場面が目立ちました。また、プレスの意識も低かったため、慌てて飛び込んで交わされる場面も目立ち、0-2での完敗となりました。
2試合目の霞ケ丘学園SC戦は、1試合目の悪かった部分を修正し、プレスやオフザボールの動きは幾分か改善出来たと思います。得点シーンは、井神のロングスローに対して、いち早く反応した角が、左足のボレーで決めたもので、動き出しの早さとともに、左足でもダイレクトで打つという高い意識が生んだゴールだったと思います。終了間際に一瞬のスキを突かれて失点をし、結果として1-2での敗戦となりましたが、集中出来ずに臨んだ1試合目の反省は生かせたかと思います。
3試合目の学園FC戦は、開始早々からプレスの意識が高く、出足で勝ります。0分と3分に三井がゴールを決め、4分にも高野のパスを田中が決めて3-0。その後も、サイド攻撃を中心に何度もチャンスを作り、14分には角の右サイドからのセンタリングに、寺戸が飛び込んで4点目。寺戸の初ゴールに、チームのみんなも祝福を送りました。
4試合目の霞ケ丘学園SC戦は、相手の個人技に上手く対応出来ず、なかなか相手コートにボールを運べない中、苦しい展開となりました。中盤やDFラインでボールを奪っても前線に上手く繋がらず、そのせいでラインの押し上げが出来ない悪循環の中で6分と15分に失点。0-2での敗戦となりました。
最終試合は霞ケ丘学園SCとの3試合目。この試合は気持ちの入ったゲームとなり、早いプレスからボールを奪う、オフザボールの時に横のサポートを意識して動くということが出来ていたため、高いラインを保ってゲームを進めることが出来ました。1点目も2点目も、井神がサイドから上げたセンタリングを三井・田中がそれぞれ決めたものですが、横でサポートするという意識がなければ、決して生まれなかったゴールだと思います。また、GKを含めたDF陣も最後まで集中を切らさず、キッチリ無失点で抑えることが出来、2-0での快勝となりました。
5試合を通じて、相変わらずスロースターターな部分があり、試合に向けた集中力や切り替えの早さを養う必要性を再認識しました。逆に、試合をこなす毎にどんどん動きが良くなる選手達の姿を見ていると、大きな可能性を感じたことも事実です。また、11人制と8人制の違いはあるものの、一週間前の洲本FCカップの時に比べてフィニッシュまでいける回数が大幅に増えたこと、実際に奪った得点の中に素晴らしい形が出てきたことは、少なからず選手達の自信になったと思っています。
26日にはリーグ戦の初戦があり、いよいよシーズンが開幕します。試合だけではなく、練習から高い集中力を保って、判断の伴ったプレーをし続けることが出来るようにしていきたいと思っています。
突然のお誘いにも関わらず参加して下さった学園FC及び霞ケ丘学園SCの選手及び関係者の皆様、予定変更にも関わらず応援に駆けつけて下さった父兄の皆様、ありがとうございました。