試合会場:室谷公園
マリノB 1-2 ヴィッセル神戸Jr・A
マリノB 0-0 グリーンキッズ西神A
●コーチコメント
今日は西地区1部リーグ戦の初戦と第2戦が室谷公園で行われました。
初戦からヴィッセルさんが相手ということでしたが、さすがは6年生、選手達はいい緊張感を持って集合してくれました。試合には、いつも通りしっかりとした判断の基にプレーすることを前提に、出足で負けないこと、1試合を通じた運動量で負けないようにしようと話し臨みました。
開始早々からボールを支配されますが、積極的なプレスと粘り強いディフェンスでボールを奪う場面が目立ちました。しかし、奪ったボールの繋ぎは、相手のプレッシャーも早かったことで焦りが出てしまい、思ったような展開が出来ず、簡単に奪い返される場面が多かったと思います。そんな中、6分にサイドからのクロスを押し込まれ失点。11分には、セットプレーからのマークのズレを突かれ失点してしまいます。このままズルズルといってもおかしくない展開だったのですが、14分、井神が20m強のFKを強烈なシュートで決めて1-2。選手達の間に「イケる」という強い気持ちが再び生まれたと感じました。後半もボールは支配されるものの、前半以上に粘り強く、そして落ち着いたディフェンスが出来たことで決定的なシーンは作らせませんでした。特に、ディフェンスラインに並んだ大脇・宝満・高野の3人は、適切なポジショニングから、奪いに行く場面とカバーリングに回る場面を上手く使い分けていたと思います。押し込まれることでラインが下がり、なかなか前線でのチャンスは作れませんでしたが、一人一人が一生懸命に判断をして、次のプレーに繋げようとしていたと思います。結局、後半は0-0で終え、1-2での敗戦となりました。しかし、市内でも指折りの強豪相手に、一歩も退かない素晴らしい試合だったと思います。
2試合目のグリーンキッズ西神戦は、中盤の山口・三井が積極的に動き、前半からボールポゼッションで上回って何度もチャンスを作りますが、肝心のシュートがバーやポストを叩くばかりで得点に至りません。何度か天を仰ぐうちに前半は終了し後半へ。後半は疲れが出てきて運動量が減り、両チームともにロングボールが増えました。それでも、何度か作ったチャンスの場面では…、シュートを放ってもGKの正面にばかり。結局、0-0で試合終了となりました。
前線から積極的にプレスをかける→ボールを奪う、ここまでは満点に近い出来だったと思うのですが、そこからのボール運び方、そしてゴール前での落ち着き等々、多くのチャンスを決めきれなかった部分は、今後の練習に生かしていきたいと思っています。
対戦して頂いたヴィッセル神戸Jr及びグリーンキッズ西神の選手及び関係者の皆様、大きな声援を送って下さった父兄の皆様、ありがとうございました。