6月13日
【リーグ戦】マリノG 0 VS 1 東舞子F
マリノG 1 VS 3 ヨーケンB
連敗というほろ苦いスタートから1週間、初勝利をめざしてGチームがリーグ戦に挑みました。
1試合目は、チーム・学年こそ違え、昨年のU-9でしのぎを削った東舞子さんが相手でしたが、先制点を先に奪われてしまいました。12分にはFWが抜け出し同点のチャンスを迎えますが、決めきれず前半を0-1で折り返しました。
後半に入っても、互角のゲームを繰り広げてはいるのですが、ゴールは遠く、25分には途中出場の2人がチャンスを作るもののゴールには至らず、0-1のままタイムアップ。
2試合目も、前半あとわずかというところで踏ん張ることが出来ず先制点を奪われてしまい、後半にも立て続けに追加点を奪われてしまいました。25分に中盤のルーズボールをDFが支配し、そのままシュートまで持ち込み1点を返しますが、反撃もここまで。
1-3で敗れ、今日も結果を残すことはできませんでした。
ゲームそのものは遜色のない戦いをしているのですが、ここ一番といったところでハートの弱さが出てしまうのか、相手に先にボールを奪われたり、ピンチを人任せにしてしまったり。得点のチャンスにもかかわらず、あと一歩の勇気が足らなかったり。
せめてもの救いは、最後に1点を返すことができたことです。この1点が明日に繋がれば...
6月14日
【リーグ戦】マリノG 1 VS 0 GK西神C
【TM】 マリノG 4 VS 0 霞ヶ丘C
今日のリーグ戦の相手は、Fチームが引き分けたGK西神さんでした。「これまでのことは忘れて、この一戦に臨もう」と選手をピッチに送り出しました。
終始マリノがゲームを支配していましたが、やはりここ一番で弱気の虫が出てくるのか、何度も訪れる決定機をいかすことができず、0-0のまま前半が終了。
ハーフタイムには、昨日に引き続き、監督からの強烈な喝を受けて、後半戦へ。
すると前半とはみちがえり、前線からのディフェンスやスピードを生かしたDFのオーバーラップなど積極的な姿勢が出てきました。そして20分、ペナルティエリア付近から放たれたシュートで待望の先制点を奪うことができました。
その後も、相手ゴールに襲いかかるものの、最後のひと押しが足らず、追加点は奪えませんでしたが、1-0で念願の初勝利を挙げることができました。
霞ヶ丘さんとのトレーニングマッチでは、ゲーム中はベンチからは一切指示を出さず、選手たちにゲームを任せました。
初勝利を挙げて勢いにのったせいか、4点を挙げて勝利を納めることができましたが、ポジションが下がってしまったり、団子状態になってしまうなど「う~ん」といった場面が。
声を出したいところを我慢我慢でしたが、子どもたち自身で気付いてもらうためには、もう少し時間と経験が必要かもしれませんね。
公式戦5試合を終えましたが、ひとりひとりが強い気持ちを身につけることが、このチームの今の一番の課題であると思います。
元日本代表の中山選手や現日本代表の岡崎選手のような頭や体で押し込む泥臭いゴールも、きれいなシュートも同じ1点。得点の価値は全く変わりません。
一朝一夕に身につくものではありませんが、気合を注入されれば適応できるのですから、高い能力と素直な心を持った子どもたちであることは間違いありません。
いみじくも日本代表の岡田監督が「試合でひとりあたり10km走るとすれば、ひとりひとりが今よりも1kmたくさん走れば、味方がひとり増えるのと同じである」という持論を唱えていますが、これは少年サッカーでも同じで、逆に言えば、ひとりの運動量が1km落ちれば、味方がひとり減るのと同じことになってしまいます。
要は、選手ひとりひとりの気持ちの持ちようが結果に大きく影響してくるわけですが、次のゲームでは、最初から最後まで気持ちのこもった、「マリノって一体何人おるねん」と相手に思わせるようなゲームを見せて欲しいと願っています。
何はともあれ、今日は待望の初勝利を挙げれたことを、子どもたちと一緒に素直に喜びたいと思います。
試合後のあいさつを終えた後の、子どもたちの「やったー、勝ったぞ!」という喜びと笑顔、これからもずっと心に残るであろう瞬間でした。
保護者の皆さまも、さぞかしやきもきしたことと思いますが、この勝利をきっかけに新生Gチームとして、これからの試合や練習に取り組んでいきたいと思います。
最後になりましたが、厳しい暑さの2日間、対戦していただきました各団の関係者の皆さま、勝利に向けて熱い声援をお送りいただきました保護者の皆さまへお礼申し上げます。