試合会場:垂水健康公園
Aリーグ
マリノ 7-0 武庫JSC
TM
マリノ 13-0 武庫JSC
●コーチコメント
7月18日、垂水健康公園で、Aリーグの試合とトレーニングマッチを、武庫JSCさんと行いました。
目標としては、先週の猪名川シニアカップと同様の「運動量で負けないこと」、「オフザボールの動きでチームメイトをサポートすること」、「ひとつひとつのプレーを大切にすること」に加え、「意識して広いサイド(逆サイド)にボールを運ぶこと」として、試合に臨みました。
第1試合はAリーグの公式戦。開始からポゼッションで圧倒し、1分に井神から右サイドを駆け上がった大脇にボールが渡り、そのまま決めて先制。直後には山口から三井に渡り、三井が見事なシュートを決めて2-0。2分には、角がアーリー気味にあげたクロスを田中が決めて3-0。4分には、角→大脇→出口→三井とすべてダイレクトでパスが通るプレーがみられますが、これはオフサイドとなります。その後は、シンプルにプレーすべき場面で、無理にターンしようとするプレーや、そんなに急ぐ場面でもないのに、同じサイドに判断なくボールを蹴るプレー、ボールを保持しているプレーヤーに対するサポートが遅い場面などが目立ち、圧倒的にボールは支配しているのに、もどかしく感じる時間が続きました。後半、3分に山口→大脇で4点目。10分にも山口→大脇で5点目。12分には三井のCKから井神がヘッドで決めて6点目。16分には、亦賀→大脇で7点目を奪います。これだけの得点を奪ったのですから快勝と言いたいところなんですが、目標としているプレー、特に広いサイドにボールを運ぶということが出来たかというとそうではなかったため、次のトレーニングマッチに、もう一度同じテーマで臨むことを確認しました。
トレーニングマッチは主審をしていたため、詳細なレポートは書けませんが、1試合目が終わった後に確認した、広いサイドへボールを運ぶということに関しては、「逆を見よう」という声や、「一回下げて大きく展開しよう」という声が盛んに出ていたことからも、確実に意識が変わりつつあることを実感しましたし、結果として13点を奪ったということも評価するべきだと思っています。ボールを受ける際の体の向きの作り方や、後ろの選手が呼ぶ時の間合いなど、まだまだ修正すべき点はあるものの、大きな成長を感じられて嬉しかったです。以下、得点者とアシスト者を記述しておきます。
前半は、「田中」、「田中」、「井神(大脇)」、「田中」、「井神」、「大脇(井神)」、「山口」。
後半は、「山口(井神)」、「高野(井神)」、「大脇」、「宝満(山口)」、「山口」、「大脇」。
対戦して頂いた武庫JSCの選手及び関係者の皆様、ありがとうございました。
大きな声援を送って下さった父兄の皆様、ありがとうございました。