試合会場:神戸市垂水区 あじさい公園
予選リーグ
マリノ 1-2 大阪東淀川
マリノ 0-1 尼崎南
フレンドリートーナメント
マリノ 1-0 宇治・巨椋ボンバーズ
マリノ 6-0 エレメンツ尼崎
●コーチコメント
7月20日、自団主催のMyドリームカップに、県トレセン候補選手、西地区トレセン選手他を除く、6年生19名で参加しました。
かなり久しぶりにAB混合のチーム編成で臨むこともあり、意思疎通を図るためにも「声掛けをしっかりやろう」と言って送りだしたつもりなんですが…。
予選リーグの初戦は大阪東淀川との対戦。個人の技術が高く、しっかりとしたボール回しをしてくる相手に対し、ボールを奪う位置が低く、声もなかなか出ない状況の中で、思うようにボールが繋がりません。前半5分に失点し、0-1で前半を終えます。後半は多くのメンバーを入れ替えて臨みましたが、状況は改善されず、8分に失点。11分に田代が意地のゴールを決めたものの、時すでに遅く、1-2での敗戦となりました。
第2戦は尼崎南との対戦。初戦後のミーティングで「声掛け」を再確認したこともあり、初戦よりは声も出ていましたし、動きの質も良くなりましたが、出足で負ける場面が多く、ボールウォッチャーになっている選手が目立ちました。そんな中、11分にFKを決められ失点。これも、相手の突破に対して中盤より前の選手がケアをしないために、遅れて当たったDFがファウルで止めたことが原因です。ハーフタイムには、走ることも寄せることも中途半端になってしまっている選手達に、「最低限やらなければならないことがまったく出来ていない。」という話をしました。後半はやっと目を覚ましてくれたかなという感じもあり、積極的なプレスからボールを奪う場面もみられましたが、ゴールを奪うには至らず0-1の敗戦。この結果、フレンドリートーナメントに向かうことになりました。
フレンドリートーナメントの初戦は、宇治・巨椋ボンバーズとの対戦。前半から拮抗した展開となりますが、選手達は集中を切らさず、声を掛け、走り、動けていたと思います。そんな中、8分に右サイドから三井が出したパスを、向野が素晴らしいトラップから決めて先制。1-0で前半を終えます。後半も、交代した選手を中心にしっかりと声が出ていましたし、何より、勝ちたいという気持ちが伝わってくるゲームをしてくれたと感じています。最後まで集中を切らすことなく、1点を守り切っての勝利となりました。
決勝は、エレメンツ尼崎との対戦。開始からボールを支配していい展開を続けます。特に、DFラインの選手が、サイドの選手を追い越すシーンが多くみられ、そこから幾度もチャンスを作れていたと思います。前半は10分と14分に三井が決めて2-0。後半は3分に宮部。6分にまたまた三井。7分には向野。そして16分にまたまたまたまた三井が決めて6-0。終わり良ければすべてヨシではないですが、フレンドリートーナメント優勝となりました。
元々仲の良い6年生達ですが、最近はA・Bのチーム単位で行動することが多く、それが久しぶりに集まったので緩んだ雰囲気になってしまったのかもしれません。1試合目と2試合目に関しては、そこを修正出来なかったコーチ陣の責任でもあると思っていますが、やはり最低限やらなければならないことはやらないと、勝利も得られないですし、得るものもありません。
もちろん、私達コーチも反省しなければなりませんが、選手達には、今日の失敗を明日の糧にして欲しいなと思っています。
対戦して頂いた東淀川・尼崎南・宇治巨椋ボンバーズ・エレメンツ尼崎の選手及び関係者の皆様、そしてこの大会に参加して下さったすべてのチームの皆様、ありがとうございました。
そして、最後のグランド整備を含め、この大会をサポートして下さった父兄の皆様、ありがとうございました。