試合会場:神戸フットボールパーク岩岡
マリノB 0-0 多井畑A
マリノB 0-0 有野A(トレーニングマッチ)
●コーチコメント
今日は1部リーグ戦の後期、摩耶リーグの第3戦とトレーニングマッチが神戸フットボールパーク岩岡で行われました。
第3戦は多井畑Aとの試合。この試合に勝てば、摩耶リーグの1位リーグに行くことが出来ます。選手達の大きな目標でありましたので、集まった選手達はしっかりと集中出来ていたと思います。目標はいつも通り、走ること、寄せることで負けないという基本的なことに加え、ファーストタッチを丁寧に行うこと、オフザボールの動きでチームメイトをサポートすること、ボールを保持した時の判断をしっかりと行うこととし、試合に臨みました。
試合は、1分、山口のファーストシュートで始まります。相手の右サイドからの攻撃が素晴らしく、田中がその対応に追われなかなか攻撃参加出来ない中でしたが、徐々にリズムを掴んでいきます。5分には、井神が前線で粘って三井のミドルシュートを引き出します。6分には、山口がキレのいいドリブル突破からシュート。8分、井神のロングスローから田中がヘディングで合わせますが、これはクロスバーの上でした。9分には大脇のミドル。10分にも井神→大脇→田中と素晴らしい連携がありましたが得点には至りません。ディフェンス面では、田中が左サイドをしっかりとケアして相手の攻撃を食い止めていましたし、宝満・高野はピンチの場面でもしっかりと体を張って失点を防ぎ、前半は0-0で終えました。後半に向けては、展開は作れているのだから、フィニッシュの場面で慌てることのないようにということと、前半以上にシュートの意識を高く持つように話し、ピッチに送りだしました。3分、三井のFKに大脇が飛び込む惜しいシーンが見られましたが、前半同様に相手の寄せも速く、簡単にはプレーさせてくれない中、なかなか決定的なシーンが作れません。それでも8分、右サイドを突破した大脇のクロスを井神がシュート。10分には、中央の井神が左サイドに出た三井にパスを送りシュート。それでもゴールは決まらず、タイムアップが近づく中、14分にポストから落としたボールを高野がシュート。決まったかに見えましたが、相手GKの素晴らしいセービングで弾きだされ、直後のCKも合わずで終了。0-0で試合を終えることとなりました。
トレーニングマッチは、第2戦でも対戦させて頂いた有野Aとの試合でした。
多井畑戦とは大きくメンバーを入れ替えて臨みましたが、全員が積極的に前に出ていこうとしていましたし、ボールの繋がりも非常に良かったと思います。杉下は奪った後にサイドを上がっていこうとする判断が見られましたし、八巻もルックアップから右サイドの角に素晴らしいパスを出す場面がありました。また、出口はひとつひとつのプレーを正確にやろうとしていましたし、中盤の底でゲームを落ち着かせるとともに、攻撃参加のタイミングも判断出来ていたと思います。
結果的にこの試合も0-0で終えました。内容としてはいいゲームだったと思いますが、正直、なんとか1点欲しかったというのが偽らざる気持ちです。ただ、1試合目の緊張感がハンパなものではなかったことに加え、相当に疲れもありましたから、結果としては妥当なものなのかなとも感じています。
後期リーグの3試合を終え、1勝2分となりました。この結果、摩耶リーグの5~8位のリーグに進むことになりました。選手達は、19日の有野戦、今日の多井畑戦と、素晴らしい内容のゲームをしてくれたと思っています。なんとか1点という望み叶わずでしたが、この2試合を教訓として、次の試合にこの経験を生かせるよう、また練習からしっかりと課題に取り組んでいきたいと思っています。
対戦して頂いた多井畑及び有野の選手及び関係者の皆様、ありがとうございました。そして、大きな声援を送って下さった父兄の皆様、ありがとうございました。