試合会場:学園東町小学校
マリノB 4-0 学園FC
マリノB 4-1 伊丹桜台
●コーチコメント
今日は学園FCさんに声を掛けて頂き、Aリーグの試合を2試合、学園東町小学校で行ってきました。
第1試合は学園FCとの対戦。田中が欠席だったので、12名の選手で臨みました。目標はいつも通り、走り負けないこと、寄せを速くすること、声掛けとオフザボールの動きでチームメイトをサポートすること、視野を広く持ち、逆サイドを見るようにすることとし、試合に臨みました。
試合は、開始からポゼッションで勝り、優勢に進めることが出来ました。1分、中央の井神から左の角にパスが通りシュート。3分には3本のダイレクトパスから最後は左に飛びだした山口が2人を交わしてシュート。6分には井神がミドルシュート。8分には、右サイドを突破した大脇がセンタリングを上げ、中央の井神がシュート。どれも惜しくも決まりませんでしたが、オフザボールの動きで相手のDF陣を崩すことが出来ていました。そんな中、15分には三井のCKを大脇がヘディングでゴール。待望の先制点を挙げます。19分には、またも三井のCKから、こぼれ球を高野が押し込んで2点目を挙げ、前半を終えました。後半も、優位に試合を進める中、11分に杉下が出した絶妙のパスに山口が反応し、最後は冷静に流しこんで3点目。13分には、CKのこぼれ球を八巻がシュート。これは決まりませんでしたが、最後は井神が詰めて4点目。守備も最後まで破綻することなく、4-0で勝利することが出来ました。
第2試合は伊丹桜台との対戦。8月の南淡路招待では、決勝トーナメント行きをかけて対戦し、PK戦の末に勝ったのですが、タフなチームであるとの印象を持っていました。
目標は1試合目と同じく、走り負けないこと、寄せを速くすること、声掛けとオフザボールの動きでチームメイトをサポートすること、視野を広く持ち、逆サイドを見るようにすることとし、試合に臨みました。
試合は、開始から運動量で勝り、しっかりと繋ぎをすることで優勢に進めることが出来ました。4分、中央からこぼれたボールを角が折り返し、最後は三井が詰めて先制。8分には、左サイドの高野がペナルティエリア角付近でボールを受け、そこから2人交わしてゴール。前半を2-0で終えました。後半は、2分に3列目から上がってきた山口が完全に抜け出し、最後は冷静に流し込んで3点目。5分には角が井神に素晴らしいスルーパスを通す場面も見られました。6分には、中盤での寄せが甘くなったところで思い切りのいいミドルシュートを打たれ、これが決まってしまい失点しますが、その後も流れを変えることなくしっかりと攻めることが出来、18分には井神の素晴らしいミドルシュートが決まって4点目。4-1で勝利することが出来ました。
2試合を通じて、GKの柳原の前への飛び出しも良かったですし、杉下・宝満・寺戸のDF陣は、試合の流れを見ながら繋げる場面と切る場面を判断しながらプレーすることが出来ていたと思います。また、全員が、右の大脇・左の高野を意識し、そこから攻めようという意識を持てていたのも、非常に良かったと思います。出口はチーム全体のバランスを意識出来ていたと思いますし、八巻も張りっ放しになることが少なくなってきました。山口は自在の動きで相手守備陣を混乱させていましたし、三井もシュートの意識が強くなってきたことが大きな収穫です。井神は、シンプルにはたくプレーが多いんですが、最後のミドルの場面のように、強引に行くこともFWとしては必要なプレーだと思っています。実際にゴールも決まったので、自信に繋がればなと思います。角は得点こそなかったものの、いいイメージを持ってFWのポジションをしてくれたと思います。ただ、イメージは他の選手を共有出来なければ意味がありません。常に考えながらプレーすることを目標に、これからも頑張って欲しいと思います。
対戦して頂いた学園FC及び伊丹桜台の選手及び関係者の皆様、ありがとうございました。そして、大きな声援を送って下さった父兄の皆様、ありがとうございました。